炭水化物抜きダイエットは効果なし。痩せない理由とデメリット

炭水化物抜きダイエットはご飯など炭水化物を抜くだけで痩せるダイエット方法(肉もOK)ですが、真実を言えば、炭水化物抜きダイエットは効果がありません。

炭水化物だけ抜いてダイエットをしても痩せない、ということです。

炭水化物抜きダイエットのやり方

炭水化物抜きダイエットは、ご飯やパンなど炭水化物さえ抜けばおかずは何をどれだけ食べてもOKなダイエット方法です。

具体的なやり方を書けば、


1.次の炭水化物が多い食材を抜きます。

炭水化物が多い食材)ご飯、米、パン、麺類、お菓子、果物、砂糖、ジュース

2.それ以外の食材(おかずや野菜)は何をいくら食べても問題ありません。


要するに、焼き肉食べ放題でご飯を抜いて、肉や野菜ばかりを食べるイメージです。ただし、カボチャやサツマイモなどは炭水化物の食品なのでNGです。

ご飯や炭水化物さえ抜けば何を食べてもよいダイエットなので、ストレスフリーなイメージがありますね。

ただし、体が生理的に炭水化物を要求するので、実際はストレスがたまるダイエット方法かもしれません。

炭水化物抜きダイエットの効果について

なぜ炭水化物抜きダイエットに効果があるのかと言えば、血糖値コントロールが効果の根拠として語られています。

炭水化物を摂取して血糖値が高い状態だと、食べたもののカロリーが体脂肪として蓄積されやすくなります。

炭水化物中毒はダイエットに不利だというのです。

炭水化物を抜いて血糖値の上昇を防げば、体脂肪が付きにくいというわけです。

しかし、そんな馬鹿な話があるわけありません。

人間の体は非常に省エネにできていて、食べたものをもれなく吸収します。血糖値の上下に関係なく、食べたカロリーは全て吸収されるのです。

なぜ炭水化物抜きダイエットで体重が減るのか?

炭水化物抜きダイエットが痩せる一番の理由は、ご飯を抜いて摂取カロリーが減るからです。ご飯を抜きながら、おかずで摂取カロリーを増やさなかった場合に痩せるのです。

しかし、ご飯を抜いてもおかずが高カロリーなら痩せません。

また、人間の体の約65%は水分でできているので、日々の体調の変化で体の水分量が変わり、体重が上下することも多々あります。

便秘で大腸内に便がたまっていたり、排便したりのタイミングで体重は変動します。

ダイエット以外の要因で体重がちょうど減ったタイミングと、炭水化物抜きダイエットを行ったタイミングが重なったから、炭水化物抜きで痩せたと錯覚したのです。

炭水化物抜きダイエットは生活習慣病の原因に

炭水化物抜きダイエットは健康に良くないダイエット方法です。ご飯を抜いて肉を食べていたら、生活習慣病の原因になって寿命を縮めることになります。

糖のエネルギーは体にとって必要不可欠です。

炭水化物を抜いて体に糖(脳のエネルギー源)が入ってこないと、肝臓がたんぱく質や脂肪を処理して糖の代わりとなるエネルギーに変換します。

だから、炭水化物の摂取量を減らすと肝臓に負担をかけるわけですね。

炭水化物抜きダイエットを考案したのはアメリカのアトキンス博士です。炭水化物抜きダイエットの別名が「アトキンスダイエット」であるゆえんです。

そのアトキンス博士自身が、炭水化物抜きダイエットが原因で心臓病になっています。また、アトキンス博士自身は痩せておらず、体重は116キロでした。

また、炭水化物抜きダイエットを絶賛していた有名人の間でも、心臓病の関係で何人かが亡くなっています。

炭水化物の摂取量は適切にした方が健康へのリスクが少ないのです。

「炭水化物抜きダイエットは効果なし。痩せない理由とデメリット」のまとめ

炭水化物は体にとって重要な栄養素であり、炭水化物を抜くようなダイエットで健康を壊さないわけがありません。

三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質の全ての栄養素で抜いてよいものはないのです。

さらに、炭水化物抜きに特別な効果があって痩せるわけではなく、炭水化物を抜くことで結果的に摂取カロリーが減るから痩せるわけです。

ごく普通の摂取カロリーを減らす食事制限ダイエットと違いはありません。

それでも炭水化物抜きダイエットをしたいなら、肉は脂身のない赤身を食べるようにしましょう。健康のためにはできれば、魚や豆腐のような食品の方が良いですね。