顔のむくみの原因は3つ。脂肪かアルコールまたは病気

顔のむくみの原因がリンパ液の停滞にあり、マッサージで解消できると考えているなら、それは間違いです。顔のむくみはリンパマッサージで改善できないからです。

顔のむくみの原因と対処法について詳しく解説します。

むくみの原因

むくみの原因は、リンパ液(血液中の水分)が肌の内側(皮下組織)に停滞することです。

なぜ皮下組織にリンパ液が停滞するのかと言えば、細胞組織の液体と血液間の浸透圧バランスの崩れ、血圧の上昇が主な原因です。

浸透圧バランスの崩れは塩分の過剰摂取で起こるので、食生活で塩分の過剰摂取を改めるか、カリウム(ナトリウムを体外へ排出させる効果)を補うように努めるとよいでしょう。

血圧の上昇が原因の場合は、塩分摂取を控えたり運動をしたりして血圧を下げる努力を行う必要があります。

また、月経前症候群の症状としてむくみが出る場合もあります。

顔のむくみはマッサージで改善できない

リンパ液の停滞が顔のむくみの原因だと考えている人は多いですが、健康に問題のない人ならその可能性はありません。

だから、マッサージで顔のむくみを解消すれば小顔になれる、という考え方は間違いなのです。

寝起きに顔がむくむのは仕方がないことです。

体の構造上、朝起きてからしばらくの間は、顔にリンパ液が停滞するのは仕方がないことだからです。1、2時間くらいたてば、寝起きの顔のむくみは自然と解消します。

しかし、寝起き以外で顔がむくんでいると感じるなら、原因は3つ考えられます。

アルコールが原因で顔がむくむ場合

前日にお酒を飲んでアルコールを摂取した場合、翌日に顔がむくむ場合があります。お酒をよく飲む人なら何度も経験があると思います。

お酒を飲んだ翌日に顔がむくむ原因は、アルコールの摂取で血管が広がるからです。

血管が広がると血液の流れが遅くなり、これが原因で顔にリンパ液(血液中の水分)が停滞しやすくなります。

お酒が原因の顔のむくみは、アルコールが抜けるまで待つしかありません。

顔のむくみの原因が病気の症状にある場合

病気の症状が原因で顔にむくみが出る場合もあります。この場合の具体的な病気は、心臓または腎臓、肝臓、内分泌系に関するものです。

病気が原因のむくみは足の甲から始まり、段階的に上半身へ上がっていきます。むくみがひどくなると顔の方まで上がってくるのです。

だから、顔のむくみの原因が病気かそうでないかの見分け方は、顔以外の全身にもむくみが発生している状態か、顔のむくみは寝起き以外(日中)にも発生するかどうかです。

もしそうでないなら、病気が原因でない可能性が高いです。

脂肪を顔のむくみだと勘違いしている場合

顔の脂肪太りをむくみのせいだと勘違いしている人が多いです。健康な人でアルコールも摂取していなければ、寝起き以外で顔がむくむことはないわけです。

お酒を飲んでいないのに日中に顔がむくんでいると感じているなら、間違いなく顔に脂肪が付いているせいで顔が大きく見えているのです。

マッサージで脂肪は落ちません。だから、顔にリンパマッサージをすれば小顔になれるといった期待は間違いなく裏切られます。

「顔のむくみの原因は3つ。脂肪かアルコールまたは病気」のまとめ

「顔のむくみが原因で小顔になれない」と感じているなら、それは間違いです。

顔が大きいと悩んでいるダイエッターで小顔マッサージをしている人は多いですが、顔が大きい原因が脂肪にある(むくみではない)ことを知っておく必要があります。

確実に小顔になりたいなら、ダイエットをして体脂肪率を下げる必要があるのです。