ヨーグルトダイエットの効果は嘘。痩せないし便秘も改善しない

ヨーグルトダイエットの効果がすごいと評判ですが、実はあるやり方を除けば、ヨーグルトダイエットは全く痩せません。

ヨーグルトダイエットに関して、世の中に出回っている情報は嘘ばかりなのです。

まずは、ヨーグルトダイエットのやり方から解説していきましょう。

ヨーグルトダイエットとは?

ヨーグルトダイエットとは、プレーンヨーグルトを1日200g摂取するダイエット方法です。

なぜヨーグルトを食べると痩せるのかは、「ヨーグルトに含まれるカルシウムに脂肪を減らす効果があるから」だと言われています。

また、ヨーグルトが含む乳酸菌の便秘解消効果についても有名ですね。

朝、昼、夜のどの食事時にヨーグルトを食べるかで(特に朝食べるか、夜食べるかで)、ダイエット効果や便秘改善効果に違いがあると言われています。

朝と夜に食べる場合だけ、「朝ヨーグルトダイエット」「夜ヨーグルトダイエット」という特別な名前が付いています。

朝ヨーグルトダイエットとは?

朝ヨーグルトダイエットとは、朝食を食べる代わりにヨーグルトを200g食べるダイエット方法です。

食事を抜いてヨーグルトだけを食べるので、置き換えダイエットの一種ですね。

夜ではなく朝ヨーグルトダイエットを行うメリットは、「1日の最初にカルシウムを補うことで、体脂肪を減らす効果を期待できるから」のようです。

カルシウムに体脂肪を減らす効果があることを前提とした話ですね。

夜ヨーグルトダイエットとは?

夜ヨーグルトダイエットとは、腸が活発に活動する夜の22時~夜中の2時(腸のゴールデンタイム)にヨーグルトを200g食べるダイエット方法です。

この時間帯にヨーグルトを食べることで、「老廃物を排出するデトックス効果が強くなって痩せやすい体質になれるから」のようです。

ヨーグルトに整腸作用があることを前提とした話ですね。

カルシウムの体脂肪を減らす効果は本当か?

カルシウムの摂取には体脂肪を減らす効果があると言われています。

しかし、公的機関の試験データによれば、「わずかに体重、体脂肪が減った」「体重、体脂肪が減らなかった」という相反する結果(下記参照)が出ています。


「過体重または肥満の人による6ヶ月以上のカルシウム摂取は、わずかな体重および体脂肪の減少と関連が認められたが、より質の高い試験が必要である」

「カルシウムサプリメントまたは乳製品の摂取は体重、体組成、体脂肪に影響を与えなかった」


上の体重、体脂肪が減ったという結果についても、「より質の高い試験が必要」とあるので、確定的な結果ではないということです。

ヨーグルトダイエットは効果なし

ヨーグルトダイエットの効果に関する、公的機関の試験結果は次の通りです。


「無作為化比較試験6報について検討したメタ分析において、健常者によるヨーグルトの摂取は、体重、ウエスト径、体脂肪率に影響を与えなかった」


要するに、「ヨーグルトダイエットには効果がない」との科学的証明が出たわけです。

ヨーグルトの置き換えダイエットは痩せる

ダイエットドリンクによる置き換えダイエットと同様に、食事を抜いてヨーグルトだけしか食べないなら痩せます。

ヨーグルト(全脂無糖)の100g当たりのカロリーは62kcalなので、200g食べると124kcal摂取することになります。

普段から朝食(600kcal強)を食べていた人の場合、約500kcalくらいのカロリー制限ができます。

1食180kcalのダイエットドリンクで置き換える場合と比較すれば、ヨーグルト200g(124kcal)の方が低カロリーなので痩せますね。

逆に、朝食を食べていなかった人の場合は、124kcal余分に摂取することになります。(ヨーグルトで余分にカロリーを摂取した分だけ太ります。)

ヨーグルトダイエットのレシピ

ヨーグルトダイエットのレシピとして、ヨーグルトにハチミツやフルーツを加えて食べることが推奨される場合もありますが、太るのでやめておきましょう。

ハチミツやフルーツに特別なダイエット効果はなく、摂取カロリーが増えるだけです。

ホットヨーグルトに効果はない

ホットヨーグルトとは、ヨーグルトをレンジで温めてから食べる方法です。ヨーグルトを温めて食べることで、乳酸菌やカルシウムの吸収率が上がると言われています。

しかし、乳酸菌は60度以上に加熱すると死滅します。また、カルシウムもレンジで加熱することで約1割が消失します。

ホットヨーグルトに効果があるどころか、乳酸菌とカルシウムをわざと減らす方法なのです。

ヨーグルトの整腸作用には個人差がある可能性も

ヨーグルトに整腸作用があるというのは一般常識です。

しかし、ヨーグルトには腸内環境を改善させる成分(乳酸菌、乳酸)と、腸内環境を悪化させる成分(動物性たんぱく質、乳脂肪)の両方が含まれることに注意が必要です。

動物性たんぱく質が大腸内で腐敗すれば腸内環境が悪化し、硫化水素やインドール、メタンガスなどの毒素や発ガン物質が生成されます。

また、乳脂肪(牛脂と同じ成分)も同様に腸内環境を悪化させます。

要するに、ヨーグルトの摂取は腸内善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌)を増やすと同時に、腸内悪玉菌(ウェルシュ菌、大腸菌)も増やします。

ヨーグルトを摂取した場合の腸内環境の改善効果には個人差がありそうです。

整腸作用ならオリゴ糖を

ヨーグルトの整腸作用が微妙なのは、動物性たんぱく質と乳脂肪が含まれているからです。

乳酸菌と乳酸(乳酸菌が作り出す成分)だけを抜き出すことができれば、腸内環境は100%改善するわけです。

オリゴ糖は大腸まで消化されずに届き、元々大腸に生息する乳酸菌、ビフィズス菌のエサとなります。オリゴ糖をエサにして、乳酸を生成しながら増殖するのです。

だから、100%の整腸作用を求めるなら、オリゴ糖一択なわけです。

スーパーなどで市販されているシロップ状のオリゴ糖の中身はほぼシロップで、オリゴ糖含有量はかなり少ないです。

ネット通販で買える高純度オリゴ糖(98%以上)のラフィノースが良いでしょう。

「ヨーグルトダイエットの効果は嘘。痩せないし便秘も改善しない」のまとめ

ヨーグルトダイエットは基本的に全く痩せません。ヨーグルトそれ自体にダイエット効果が全くないからです。

ただ、ヨーグルトで置き換えダイエットをした場合は痩せます。

また、ヨーグルトの整腸作用には個人差があり、ヨーグルトを食べても便秘が改善しない人は、ヨーグルトが体質に合っていない可能性があります。

100%の整腸作用と便秘改善効果を得たいなら、オリゴ糖をおすすめします。